内視鏡検査とは
内視鏡検査とは、「胃カメラ」「大腸カメラ」ともいわれ、「鼻または口」や「肛門」からカメラを入れて、「食道、胃、十二指腸」や「大腸」の内部を観察し、時には治療を行うものです。
当院の内視鏡検査
大学病院等で内視鏡専門医として今まで多くの胃がん・大腸がん・大腸ポリープ等の内視鏡診断や治療に携わってきた経験を活かし、地元に貢献するべく2011年開業をいたしました。
皆様のおかげで徐々にではございますが症例数を増やすことができ、診断や治療を行うことができたと考えています。今後も引き続き早期発見、早期治療に貢献できればと考えております。
なお、当院では胃内視鏡・大腸内視鏡の両検査において、患者様の体質やご希望に応じて鎮静剤を用いての検査も可能です。優しく正確な内視鏡検査を心がけておりますので、是非一度ご相談ください。
使用機器
FUJIFILM社製の最新内視鏡システムLASEREO(レーザー光源内視鏡)を導入しました。これにより従来のシステム以上に病変の早期発見が可能になったと考えています。
内視鏡検査実績(2019年~)
西暦 | 上部 (胃) |
下部 (大腸) |
合計 |
---|---|---|---|
2019年 | 606件 | 412件 | 1018件 |
2020年 | 585件 | 362件 | 947件 |
2021年 | 807件 | 422件 | 1229件 |
2022年 | 832件 | 436件 | 1268件 |
2023年 | 847件 | 482件 | 1329件 |
上部内視鏡検査
(胃カメラ)
レーザー光源内視鏡を使用して、食道から胃・十二指腸まで詳しく観察できます。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍・炎症性病変や腫瘍性病変(食道癌・胃癌・ポリープ等)の有無を調べます。
わずか6mm、ストローの細さほどの極細の胃内視鏡を鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸を調べる検査です。
口から挿入する内視鏡と違い、のどの奥にある舌のつけ根に触れないため、吐き気をほとんど感じません。普通の会話をしながら検査を行えるほどです。
体にかかる負担も少なく、検査後はすぐ日常生活に戻れます。気持ちを楽にして検査を受けてください。
なお、当院では胃カメラでも炭酸ガスによる送気を行っております。通常の空気による検査より、腹部の張りが少ないと言われております。
下部内視鏡検査
(大腸カメラ)
大腸内視鏡検査は、腸管洗浄薬(腸をきれいにする薬)を服用し、腸内をきれいにした後、肛門から内視鏡を入れて大腸内を直接観察し、大腸癌・大腸ポリープ・炎症性疾患などの病気を見つけ、診断します。
検査中に病変が発見された場合、腫瘍性のものや早期ガンであれば、その場で切除を行う事も可能です。検査と同時に治療(手術)することができる検査です。
なお、当院では検査後の腹部の張りや痛みを残さないよう炭酸ガスによる送気を行っております。