風邪症候群といわれ、上気道の急性の炎症で、通常は1週間程度で自然治癒します。

その病原体としては、ほとんどがウイルスで、代表的なウイルスとして、アデノウイルスなどがあります。インフルエンザによる上気道炎は、感染力が高く全身症状も強いことから、風邪症候群と区別して扱われます。
治療としては、原因の微生物がウイルスであることから、安静・保温・加温・水分補給などの症状に応じた対症療法が中心となります。

風邪症状をおこすウイルスのなかで、ワクチンと抗ウイルス薬のあるウイルスです。

1～4日の潜伏期間のあと、鼻汁、咽頭痛、咳嗽などの感冒様症状に加え、突然の全身倦怠感、頭痛、関節痛などが出現します。
迅速キットが普及していることから、診断は得られやすいですが、症状があまり出ない場合もあり、一般的な感染予防は大切です。

高血圧は、通常は無症状ですが、脳・眼・心臓・腎臓・血管などを障害する可能性があり、治療が必要となります。

一般的に、血液検査や尿検査、心電図検査、胸部レントゲン検査などを行い、原因疾患や高血圧による臓器障害の有無についてチェックします。
通常、140/90mmHg以上は治療対象になるとされています。生活習慣の修正などの指導を行い、検査結果などとあわせて、治療を開始します。

高LDLコレステロール、高中性脂肪ともに動脈硬化の危険因子であり、治療を要します。

他の動脈硬化症のリスク（高血圧、糖尿病、喫煙など）を持つ場合には、より強力な脂質のコントロールが必要になると言われています。
また、高中性脂肪血症は、糖尿病や肥満などに伴って出現することも多いため、基礎疾患のある症例では、原疾患の加療を適切に行うことがまず重要で、糖尿病患者と同様の食事・運動療法を行う、とされています。

インスリンという血糖が下がるホルモンの分泌低下と抵抗性の増大が関係し、血糖値が下がらない状態を言います。

発症初期は自覚症状に乏しいのですが、血糖値の上昇が急に起きたりすると「口渇」（口が乾く）、「多尿」（尿が多い）、「体重減少」などがみられる様になります。

そのまま高血糖が持続する場合、眼が見えにくくなったり（糖尿病性網膜症）、手足がしびれたり感覚が鈍くなったり（糖尿病性神経症）、腎機能障害がでたりする可能性があります。

全国民のアレルギー性鼻炎の罹患率は40％近くに達しており、さらに増加すると考えられています。日本におけるアレルギー性鼻炎の特徴は、スギ花粉症がしめる割合が高く、患者数の増加も目立ちます。

アレルギー性鼻炎は、くしゃみ、鼻水、鼻閉が主な症状ですが、特に大量に花粉が飛散する頃に、眼の症状、口の中の症状、喉の症状、皮膚の症状、頭痛なども出現します。

当院では、総合病院との連携で、下記の癌について、連携パスとして共同で経過観察を行っています。詳細については、「ぎふがんねっと」をご参照ください。

連携パスの癌の種類

• 胃癌
• 大腸癌
• 肝臓癌
• 肺癌
• 乳癌
• 前立腺癌

当院では、下記の各種健康診断を実施しております。

• 特定健診
• 国保人間ドック（胃カメラのみ）：要予約
• 胃がん検診（胃カメラのみ）：要予約
• 大腸がん検診（便潜血）
• 前立腺がん検診（採血PSA）